退職しました
どうもご無沙汰しています。
12/21に、24年勤めた会社を退職しました(´・ω・`)
退職することは今年に入った頃にほぼ決めていて、1年かけてそのための準備(マンション売ってお金を作ったり引っ越ししたりなど...)をしてきて、先月退職の意思を伝えて、昨日退職しました :-)
辞めた理由は...う〜ん、一言で言ってしまえば、「音楽性の不一致」という感じですw
あとは、残り少ないエンジニア人生で後悔したくない...というのが大きな理由かなぁ...
音楽性の不一致
バンドからメンバーが抜ける際によく聞く言葉ですよね...
要は、会社の方向性と、私のやりたいことと間に大きなギャップが生まれた...ということだったりします...
なんでそんなギャップが生まれたか...
理由は、私のやりたいことがインフラ側に移行したからだったりします...
6〜7年ぐらい前から「あぁ〜いつまでもアプリケーション開発だけやっていたらジリ貧になるよなぁ...」って思いが強くなっていて、インフラ側の勉強を始めていました。
当時はインフラの仮想化(AWSやOpenStack、SDNなどなど)が進んでいて、近いうちにインフラとアプリケーションの境目がなくなり、アプリケーションだけ知っていればいいとか、インフラだけ知っていればいいといった、セクショナリズムが通じなくなるだろうという危機感というか焦燥感がありました...
これが、インフラ側に移行し始めた理由でした...
DevOpsというキーワードも大きかったかなぁ...
そんな中で、チャンスがあればインフラに近い仕事に関われるよう動くようになり、OpenStackの環境構築やトラシュ、OpenFlowコントローラ開発などなど、色々やってきました。
データセンタに行くなどして、物理マシンの保守とかに少しだけ関わったり、その中で本当の運用の難しさや重要性など、アプリ開発をやっているだけでは絶対に理解できないことを知ることもできました。
結構インフラ面白い...という感じになっていて、アプリケーション開発スキルを活かしながら、インフラに関わりたいなぁ...って気持ちが強くなっていました...
まぁ、そんな感じでインフラ方向に傾いていく中で、アプリケーション開発がメインの会社との間に、それなりのギャップが生まれてきたわけです...
何年か前に、アプリケーション開発だけだと会社自体が立ち行かなくなる兆しがあったので、遅かれ早かれアプリケーション受注開発から、システム一式を請け負って開発する方向に移行するだろうと考えていて、インフラスキルが必要になるだろうと思っていたのですが... ちょっと違う方向に進んじゃいました(苦笑
そんなわけで、この会社では、私のやりたいことができない...仮にできるようになるにしても、早くて3〜5年後だよなぁ...って感じになっちゃいました...
残り少ないエンジニア人生
今年になって51歳になりました...
工業高校を卒業してこの業界に就職したから、エンジニア人生33年になります。
まぁ、あと10年ぐらいしかエンジニアとして働けないかもしれないなぁ...という思いもあります。
3〜5年後にインフラスキルが活かせる可能性もあったのですが、残り10年ぐらいのエンジニア人生で3〜5年もロストするのは致命的なのです...
ほんとうは、死ぬまで現役エンジニアでいたいんですけどね(´・ω・`)
会社の方向性と、やりたいこととの間に大きなギャップがある中、「やりたいことを諦めて会社にしがみつくか」「残りの人生を自分のやりたいことにかけるか」という選択をすることになって、やりたいことをやらなかったら、あとで後悔するだろうし、後悔してやり直せるほど時間もないからなぁ...ってことで、会社を辞めてやりたいことをやるという、刹那的人生に切り替えちゃいましたw
やりたいことは老後にやればいいじゃん...って考えもありますが、歳をとっていく中で「歳をとってからではできないことがたくさんある」ということに気付いちゃたので、まだ元気なうちにやりたいことをやっちゃいますw
まぁ、残り少ない人生を有意義に生きていくために、ちょいと人生をリセットする...そんな感じの退職かもしれませんw
それでは〜〜